フランス版「Im~イム~」が決定した際に思い出した少女のこと。
名前も聞けなかったパリの少女へ。
またあなたに見つけてもらえたら幸せです。 pic.twitter.com/KdSZOX6dgm— 森下真@Im~イム~第6巻1/21発売! (@sinsimo) 2017年1月31日
失礼ながら、「Im〜イム〜」という作品も作家の方も存じなかったのですが、
作家の方、森下さんがアーティストとして前に進むきっかけのお話がとてもよかったです。
簡単に説明すると、
学校で絵がうまいねと褒められる部類だった森下さん。
それがきっかけとなり芸大に入学されるのですが、
芸大に入ってくるということは逸材の集まりですね。
才能と熱量のすごさに圧倒されたのだとか。
芸大って2浪3浪は当たり前の世界だと聞きます。
そこを入学出来たのですから、ただ絵がうまいだけでは入学できませんから
それなりの努力をされたのでしょうが、想像以上だったのでしょう。
高い熱量と本人の深い志の気持ちって比例しないと思いますが、
まだ二十歳やそこらだと熱量に圧倒されるかもしれないなぁ。
そんな中、ある有名作家の方の展示会がフランスであり、
選考を通過した作品を同じブースで、且つ、値段をつけて展示出来るという機会があったそうです。
自信をなくしていた先生は
誰かに認められたくて自分の血を塗りこむように書き上げたのだとか。
そして、フランスの展示会があり、売れた人だけが呼ばれることになりました。
「森下!」先生が呼ばれました。
手渡されたものは日本円と、自分の作品を買ってくれた少女と先生が
一緒に絵を持って写っている写真でした。
みたところ16歳くらいにみえたとのこと。
海を超えた無名の学生の作品をまだ潤沢にお金を持ってないだろう少女が
自分の作品をお金をだして買ってくれたという事実。
想像しただけでこんなに自信をつけてくれることはないですよね。
人は自分の労働力とお金という対価で得ることが出来ますが、
いざお金を稼ごうと思うと、以外と苦戦するんですよ。
例えば、有名企業の◯◯ですなら相手の信用はすぐに得られて、
成約まで時間がかからないことも、
無名店の◯◯です。。。と言ってもまず信用を得るところからスタートするので
なかなか成約に至りません。これが世の中です。
しかし、世界は変わります。
これからはこの◯◯です! 個人の時代がきてます。
企業の看板ではなく、 自分の持っているスキルで生き抜く時代の到来です。
反対にいうと、看板に守られている人は辛い時代になるかもしれません。
みなさんも準備しましょうね。
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