部屋が散らかっている人のほうが、実は「優秀」だった。
うちの子どもが全然片付け出来ないので、
片付け出来なくても期待できる!
みたいな記事が大好きです(笑
アインシュタインも、ジョブズもザッカーバークもピカソも
片付けは苦手?というか部屋の中は乱雑だとか
個人的には片付ける時間が勿体ないとか思っているのではないのかって感がていましたが、
芸術家は乱雑な部屋のほうがインスピレーションが刺激されそうな気がします。
韓国の友人に子どもが片付けられないと話したところ
韓国でも優秀な子は片付け出来ないと言われてますよと
わたしを慰めてくれました。
特に娘は芸術家タイプで
本当に誰にでも優しくてわたしにはもったいない娘ですが
片付けが苦手です。
おもしろいし、優しいし、とってもいい子なんで
片付け出来ないことでバランスがとれるくらいなら
ぜんっぜん問題ありません。
片付け出来ることはいいことです。
ただ、片付けできないことで叱ることはない!
学校でも先生に聞いたところ、卒なくこなしている様子。
引き出しもお兄ちゃんよりは楽園でした。
おばあちゃんの立場からだと注意したくなる気持ちもわかりますが、
ヒステリーだとか神経質っぽいお宅のお話を聞くと片付けないことくらいたいしたことはありません。
息子=(旦那)をみると、大人になっても決して片付けできてないし、
これだけ片付けが上手なお母さんだと叱った挙句結局自分がこらえきれなくて片付けてしまうので、片付けする方法を教えて貰う前に受験とかになって受け継がれなかったのだろう・・・・(勝手に想像)
ミネソタ大学のキャスリーン・ヴォース教授は、散乱した部屋で活動をしていた方が、よりクリエイティブになるということを、研究で明らかにしました。
すると、整頓された部屋で考案されたメニューは、伝統的なレシピをベースとしたいわゆるトラディションだったのに対し、散乱した部屋で考案されたメニューの方は、常識を覆すような創作料理が数多く生まれたんだとか。
また、新たに被験者を集めて「ピンポン球の新しい用途を考えてください」というお題を出した場合も、やっぱり同じ結果に。
散らかった環境は古い習慣から脱却させ、新しい考え方を生み出すためのインスピレーションを与えます。いっぽう、整理整頓された環境は習慣を大切にし、失敗しないよう促す傾向にあります。
仕事で考えると、
ベンチャーはごちゃっとして、インスピレーションが出やすい環境を敢えて作り、
大企業は整理整頓してミスを少なくするほうが、
物事が順調に進みそうです。
企業ってどこでもおんなじオフィスの様子ですが、
ベンチャー企業って内装とかもおしゃれなところが多いですもんね。
教育と一緒で
片付けもあーしろ、こーしろと言ったら
結局は親の考えを押し付けているだけなので子どもはおもしろくない。
自分で工夫して、見た目よりも使い勝手や好きなものを前に出したりするなど自分用にカスタマイズすることを覚えたら自然と自分なりの片付け方法を生み出すかもしれません。
親がやるべきは
片付けする方法を教えることではなく
子どもが自分で楽しく片付けするように誘導することですね。
こっちのほうが叱るよりもよほど上級♪
コメントを残す