銀行員が「祝日なので説明できません……」こんな働き方改革はおかしい

http://bunshun.jp/articles/-/5275

 

サービスか働き方か。

この記事によると

  • 祝日に不動産投資説明会が開催された
  • 会場は盛況であったが、ある国内銀行が参加できないと連絡があった
  • 理由は該当日が祝日のため働き方改革の一環で参加することができなくなった

 

しかし、外資系の銀行は参加。

断った銀行も本来は顧客が待っているわけだから参加したいのだが、

祝日は休もうという方針のため

参加したくても参加できないという・・・

 

一体なんなんだ。

目的や手段や方法はどこへ行ったんだ?

優先順位もまともに考えられないのかしら。

 

顧客が休みの日しか参加できない層であれば、

顧客の休みに説明会を設定してないと顧客を獲得できないのに

自分たちも同じように休んだら、

外資にまるっととられてしまうじゃないですか(笑

 

外資系って、休みとか条件とか契約できっちりやるってイメージあるけども

祝日でもちゃんとっていうか当然参加するわけです。

顧客が説明を聞きに来ているセミナーに参加しないって選択は

武将が戦場へ出向かないと同じではないでしょうか。

 

記事の感じだと自分たちは参加したいが、働き方改革で参加できないとも読み取れます。

お金よりも休みがほしい

最近、友人(男性)からも同様の話を聞きました。

働き方改革という言葉が浸透してきたと感じるというので

どうして?と聞くと

年末年始の出社希望がとにかくいない。

今の企業は派遣スタッフで担っている会社も多いのに

派遣スタッフは最近年末年始働かない。

昔は年末年始も派遣スタッフが多く出社してくれていたが、

お金よりも休みがほしいと言うようになった。

会社でも働き方改革といって残業を減らそうと取り組みをしているが、

ニュースなどでも大きく取り上げられるためいいやすくなったのではないかと。

誰かは出社しなくてはいけない業種のため、結局社員や管理職で欠員を補う体制になりつつあるそうです。

ということは

自分たちは年末年始働いて、働き方改革はできてないじゃん(笑

 

派遣スタッフとは契約関係があるので、

こちらからは強制できないし、

条件面は金銭でしか提示できないのだが、

金銭では動かないので、もうどうしようもない。。。

なるほど、

世間はお金よりも年末年始は家でゆっくりしたいと思うようになったのだ。

知人の会社は大きな会社なので

中小企業はわからないけども、

デパートも元旦や三ヶ日休んだり、

コンビニも24時間営業を見直そうとしているし。

うん、そこはそれでいい。

それが人間らしい生活だと思うから大賛成。

 

問題は自分たちの稼ぎに直結することを

働き方改革という名のもとに失策をしていることだねーー。

稼ぎが減ったら、働き方改革ではなくて、リストラになるだけなのにね。

働き方改革、ちゃんと考えましょう。