立食いそば屋のおばちゃんから「プロ意識」を感じる納得の理由
http://www.mag2.com/p/news/355905
この記事の内容で興味を持ったのはおばちゃんの対応も含めて旨いそばであったという箇所ですね。
旨い蕎麦屋があっていつも通っている
いつもはおばちゃんが応対してくれている
たまたま違う新人が応対してくれたら、マニュアルどおりの対応なのだろうが
どうもしっくりこない。
そのせいか蕎麦も美味しく感じなかった。
そうか、蕎麦が圧倒的にうまいのではなく、
おばちゃんの対応も含めてこの蕎麦屋の蕎麦が美味しかったのだと気づく。
つまり、おばちゃんはプロであると。
「プロとアマとの違い」を定義すると、
- プロは自発的に仕事を行い、アマはやらされ感満載で仕事をする
- プロは損得勘定に左右されず、アマは労働の対価に執着する
こういうことってみなさんも経験ないですか。
私は両方あります。
プロのウエイトレスの場合
海外での経験ですが、デニーズにとても有名なウエイトレスさんがいました。
ご存知の通り海外はチップ制のお店が多くそこも同様でした。
偶然彼女にサーブしてもらうことになったのですが、
いくつかのテーブルが彼女の担当で、
通るたびに自分の担当のお客様にしっかり目を配っているんです。
「すぐにオーダー行くので少し待ってて」そんなカジュアルな言い方もとても好感がありました。
オーダーするときも満面の笑顔で
本当にありがとうって気持ちが伝わってくるんですよ。
当時時給は4ドルくらいだったと記憶しておりますが、
彼女は数時間でチップを100ドル以上稼ぐと聞きました。
一般的に1割をチップとして置いていくのですが、
千円の食べ物に対して千円置いていくひとも少なくないと言ってました。
でも、それくらい気持ちのよい時間を与えてもらえた気がします。
日本だとレストランのアルバイトで数時間1万円以上稼ぐのは難しいと思いますが、
ある意味実力主義の国だなと感動しました。
美味しいはずの食事がまずくなる アマチュアの場合
反対に、食事がとても美味しいと聞いて言ったお店で
ここには二度とこないなと思った感想です。
シェフが有名店で修行されていて、その食事をリーズナブルな料金で食べれると噂のお店でした。
ようやく予約がとれて楽しみに行ったのですが、
奥様らしき方が応対してくれました。
まず、暗い
料理を質問しても答えられない
例えば、今日のオススメはなんでしょうか
→書いてある通りです
あっそう・・・・。
目が合わない、笑わない、暗い
料理の味は惡くなかったですよ
でもね、美味しくはなかったと脳が記憶しています。
料理ってそのお店の雰囲気や応対も含めて食べている、経験しているのだなと痛感した店でした。
しばらくして、そのお店は美味しいのに客足が途絶え閉店したそうです。
こんな記事をみると
AIの時代になるとプロの蕎麦屋はどうでしょうか。
持論としては
人は人が恋しいです。
AIが作る料理や応対はいつも同じで味は完璧だけど
未完全なところが人間の魅力でもあり、未熟さが伸びしろでもあるわけで・・・。
おばちゃんに会いに蕎麦を食べに行くそんな方もいるでしょうから、
腹が膨れればそれでいいわけじゃない・・・のが人間の複雑なところです。
人間力、学んでいきましょう!
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