http://wired.jp/2017/04/17/interview-ravi-thakran/

最近よくこの「ローカル」という言葉を耳にするようになった。

グローバルグローバルといいつつも

結局はEUをはじめうまく行かなかった。

人は歴史を繰り返すのでネットを通じて広がった世界は

これからローカルへ向かう。

とても嬉しい。

表題にある「グッドアンドローカル」は

消費財に特化した世界最大のプライヴェート・エクイティファンドとなった

LVMHとベルナール・アルノーの投資会社アジア代表ラビ・タクランの世界観を言葉にしたもの。

「我々は金儲け主義のプライヴェート・エクイティではありません。簡単にバイアウトしたりエグジットすることが目標ではないのです」と話し始めた。

「我々が投資するのは、特定の専門分野において卓越したクオリティやユニークネス、歴史、文化がありながらも、まだ世界的に見出されていない『グッドブランド』です。こうしたブランドを発掘し、我々の経験値や知見を注入しながらよりよいブランディングを推進し、世界との橋渡し役を演じることが、我々の真の価値だと考えています」

まだ世界に知られていないよいブランドがたくさんある

ローカルには多くの魅力があり

酒などはまだまだ認知度が低い。

良いブランドを世界に知らしめていくことが目標だと彼は書いている。

わたしもブランド化や良いものを世界に発信していくことは賛成。

ルイヴィトンのような世界的なブランディングを出来る会社がやれば

きっと上手くいくだろう。

気持ちはとってもわかる。

ただ、

正直に言うとこのローカルという意味合いには

ローカルに移動しないと手に入れられないもの

体験できないものと定義付けたほうがいい気がする。

ネットが世界中に広がった今

検索すれば大概のものは見て確認することができる。

それで知った気になってしまう。

でも、事実は違う、かもしれない。

以前フランス土産に頂いたお菓子がとても美味しくて

手帳にメモをするくらい美味しくて

いつかフランスに行ったら是非購入しようと思っていた。

そのお菓子を最近近くのスーパーで見かけた。

なんだろう、

もうその瞬間わたしには憧れのお菓子ではなく

簡単に手に入るちょっと高い海外のお菓子になってしまった。

京都が大好きで

京都でしか売っていないお菓子を買うために

わざわざ京都へ出向く友人がいる。

相手が来ないからこちらから出向くのだ。

あちらが出向いたら、買わないかもしれないね〜。

きっとそれがローカル、人を呼ぶ魅力、強さ。

近くにあるのもいいけれど、

自分の足で移動して手に入れたいと思うのはわたしのエゴかしらねーー。

数年前に購入したこのモダンな浴衣。
今年はどうだろう?
いいものは結構早く売る切れるので
早めのご購入をおすすめします。