「不機嫌にならない人」は知っている 感情を受け入れる大切さ
https://forbesjapan.com/articles/detail/17597
私たちが持つ感情、特に否定的な感情をいかに受け止めるかは、年齢に関わらず人生において最も難しいことの一つだ。だが、私たちの精神的な幸福の鍵を握るのは、そうした不愉快な感情を含め「自分の感情を自覚し、受け入れること」なのかもしれない。
受け流すという言葉がありますが、
否定的な意見についてはその通りですね。
聞かないふりをしても気づかないふりを改善はしない。
否定的な意見を受け入れることは難しくても、怖くても
まずは受け入れることから始めましょう。
学生たちに「いつもどのような気持ちでいたいと思うか」「実際にはどのような気持ちになることが多いか」と質問したところ、得られたのは次のような結果だった。
- 「否定的な感情を持つことを減らしたい」
- 「共感や愛情など、自分以外の人に対して持つ感情を減らしたい」
- 「もっと楽しい気持ちでいたい」
- 「怒りのような不愉快な感情をもっと持ちたい(表したい)
最後の怒りの感情を持ちたいというのは意外でしたが、
怒りの感情を押し殺しているのではないでしょうか。
(表したい)という表記からその感情を持ちたい、感じたい
そして怒りを外に出すことで現状を打破したいということでしょうか。
研究チームはさらに、学生たちが実際に持っていた感情と持ちたいと願っていた感情、それぞれの幸福感と抑うつ症状との関連を調査した。結果は予想されたとおり、「持ちたい感情と実際に持った感情が適合していた人ほど、より強い幸福感を持っている」というものだった。
「思考や感情を判断したり排除したりしようとするのではなく、あるがままにさせる」ということがある。そうすることで、否定的な感情はそれ自体の力を失い、自然に消えていくのだ。
本当は辛いのに、心に嘘ついて笑ったり、
本当は幸せなのに、嘘ついてみたり。
怒っているときに怒りをだしたり、泣いたりできることってそれ自体がとても幸せですよね。
溢れ出る感情を暴走させるのではなく、
まずは受け入れる、あるがままに受け入れる。
そういう感情を起こすということを知ることから
自己理解が進むのかもしれません。
幸福への鍵は恐らく、私たちは常に幸せな気持ちでいられるわけではないと理解しておくこと、そして、「それで良いのだ」と知っておくことだろう。
不幸せがあるから幸せがわかる
逆説的ですが、真理なのかもしれません。
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